この本はアウトプットするための本である。
我々の大半は深く物事を考える方法を知らない。
その解決策とは、頭に浮かぶことをメモすることだ。
メモするだけ?と当然思うだろうが、メモの取り方をこの本は教えてくれる。
ゆっくりとではなく、1タイトルに関して1分以内に。
そうすることで考える力が鍛えられる。
何か考え事をする際思考だけを巡らせてもなかなか整理できないものだ。
誰もが仕事中に整理するために紙に書き出すのではないだろうか。
そして現状整理が分析、課題解決に繋がっていく。
我々は常日頃からゼロ秒思考で生きている。
思考力が上がることで思考の質とスピードが向上し、
思考するための情報がなければ最低限の調査と情報収集をするわけで、
その2点の勘が研ぎ澄まされていく。
たかがメモ、されどメモ。
実際にこの本を参考にしたアウトプットを繰り返すことでこの本の価値が生まれるんだろうなあ。
どんな本でもアウトプットしなきゃ意味ないけど、この本はインプットなしのアウトプットに特化した本でした。